肥満症(ダイエット)外来
- 自費診察料 ¥2,000
※必要に応じて血液尿検査代を要します。
肥満症(ダイエット)外来 保険および保険外(自費)診療

肥満とは、適正体重を超えていて、中性脂肪を必要以上に蓄えている状態をいいます。わが国では食生活の欧米化により肥満人口は増加の一途であり肥満(肥満指標であるBMI25以上の人)割合は男性で33%、女性で22.3%に上ることが報告されています。そのなかでも高度肥満症の方は、医学的に減量を要する状態であるとされ、長期的にQOLの低下や医療費の高騰も心配されています。
肥満を放置していると、糖尿病や脂質異常症、高血圧症、脳梗塞や心筋梗塞といった脳心血管疾患、睡眠時無呼吸症候群、運動器疾患など、肥満を背景にした複合的な健康障害を発症した状態の肥満症となります。
肥満症を治療する目的は、減量によって、肥満に関連する健康障害を解消、改善し予防することです。
しかし、食事・運動療法だけでは目的を達成(減量)することが難しいひともいます。肥満症は、エネルギー摂取量の過多だけで健康障害を発症または増悪させているのではありません。一人ひとりの体質や環境的な要因が複雑に絡み合って生じる慢性疾患とも言われています。
治療をとおして肥満を改善し、減量した状態が維持できると、あなたが抱えている並存症(肥満症以外の病気)や普段の生活に良い変化が生まれる可能性があります。当クリニックでは肥満症の方に適切に治療を行うようにしています。
詳細についてはお気軽に診療中やお電話でお問い合わせください。
- 肥満症に関連する健康障害とは
- 耐糖能異常(糖尿病境界型・2型糖尿病など)、脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症、痛風、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞の心臓血管の病気)脳梗塞、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・不妊、睡眠時無呼吸症候群、運動器疾患(変形性膝関節症など)、肥満関連腎臓病
引用・参考文献
日本肥満学会 編:肥満症診療ガイドライン2022、ライフサイエンス出版2022
当クリニックの方針は肥満症は、保険診療の適応がなされています。
これまで食欲抑制薬のサノレックス(マジンドール)という経口薬が保険適応で認められていました。食欲を抑制し空腹感が少なくなり食事量が少なくなることが期待される薬です。
その使用適応はBMI35以上の高度肥満症の方が対象です。
また、2023年3月27日に肥満症に対する注射製剤のセマグルチド(ウゴービ)が承認されました。その使用適応には、体重による2通りのパターンがあります。
高血圧症、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、適切に治療をされていても十分な効果が得られていない肥満症の方でBMI27以上で、2つ以上の肥満に関する健康障害があるBMI35以上の方が保険診療で使用することが可能となっています。
現時点では、肥満症治療薬(ウゴービ)による治療は2023年11月25日策定の『肥満症治療薬の安全・適正使用に関するステートメント』および医薬品医療機器総合機構(PMDA)の各製剤に関する『最適使用推進ガイドライン』にのっとり当クリニックではまだ処方できません。保険診療の適応になる肥満症の方に対しては、連携している近隣の認定医療機関にご紹介させていただきます。
また2025年6月から、当クリニックでは保険治療の適応になる肥満症の方に対してのみ、ウゴービを保険外(自費)診療で安全・適正に使用をはじめさせていただいています。
詳細についてはお気軽に診療中に、またはお電話でお問い合わせください。
当クリニックの診療の流れ
- 初診時の診察
ウゴービ治療の方針を決定するための診察と検査をして評価を行います。 - 診察と身体測定
- 血液尿検査
2回目以降の診察診察と検査の結果により肥満症治療の適応のある方に対して、ご希望に応じて対応させていただきます。
自費診療の場合3回目以降の診察効果の判定と用量の変更をご相談の上検討します。
ウゴービには5種類の用量がありますので少量から段階的に増量を行っていきます。そのため最大容量まで使用する場合は、使用開始から約5か月を要します。
増量することにより作用上の副反応が生じることがありますので、原則は毎月の受診と診察、場合により検査による確認を行います。
また当クリニックでは管理栄養士による面談を必須としています。調査用紙に記載していただいた食習慣と食事内容を踏まえ気づきや感じたことをお聞きし食習慣の課題や減量目標を達成するように一緒に考えていきます。
引用・参考文献
肥満症治療薬の安全・適正使用に関するステートメント
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の各製剤関する最適使用推進ガイドライン
自費診療について

- 自費診療初診料 ¥2,000
- 自費診療再診料 ¥1,000
上記金額が必要です。
当院で行っている、自費診療のご案内となります。
ED治療(勃起不全)
ED(Erectile Dysfunction)とは、日本語で勃起不全のことを言い、陰茎の勃起の発現あるいは維持ができないため、満足に性交の行えない状態をいいます。
初診時に心電図検査と検尿検査が必要になります 検査費用 ¥1,800
ED治療の費用(税別)
- シアリス(20mg)
- 1錠 ¥2,000
美容注射
『グルタチオン』には、抗酸化作用やメラニン生成抑制作用、エイジングケア作用、毒素排出促進する働きがあり、その成分は美肌には欠かせない栄養素です。
『ビタミンC』は、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持つ抗酸化ビタミンで、肌にハリを持たせる効果もあります。シミ予防などの美肌効果、皮脂分泌の抑制も期待されます。
白玉点滴
配合成分:グルタチオン、ビタミンB群、ビタミンC
『グルタチオン』を高配合して、美白・エイジングケアとシミ予防など美肌効果を目的とした点滴です。さらに疲労回復、解毒効果、二日酔いの回復、抗ストレス効果などが期待されます。
美白・美肌点滴
配合成分:グルタチオン、ビタミンC
『ビタミンC』を効果的に配合し、メラニン合成の抑制作用や抗酸化作用による美白効果とさらにシミ予防など美肌効果を目的とした点滴です。
美容注射の費用(税別)
- 白玉点滴
- ¥5,000~
- 美白・美肌点滴
- ¥3,000~
にんにく(ビタミン)注射
『ビタミンB1』には疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。運動や過労、ストレス、アルコール等によってビタミンB1の消耗が増えます。体内エネルギー生産を高め、新陳代謝を促進し、疲労回復に効果のあるビタミンB1誘導体を注射により補充します。食事やサプリメントでもある程度補うことができますが、症状が強い場合や、即効性を期待される場合には、注射による補充が効果的です。
※実際ににんにくが入っているわけでなく、注入するビタミンB1誘導体がにんにくの成分の一部であるため、「にんにく注射」と呼ばれています。
にんにく注射
配合成分:ビタミンB1
疲労回復、活力増強、ストレス解消、冷え性・肩こり・眼精疲労・神経痛や腰痛の緩和する効果が期待できます
疲労回復注射
配合成分:ビタミンB群
複数種類のビタミンをリッチに配合することで、全身のエネルギー代謝を活性化し疲労回復や滋養強壮効果を早期に実感することが期待できます。
にんにく(ビタミン)注射の費用(税別)
- にんにく注射
- ¥1,500
- 疲労回復注射
- ¥2,000