痩せない食事、タイプ別解決策~食べ方が原因 編~

先日の投稿で、食事のクセを知るためのチェックを紹介しました。
今回はタイプ別の解決策「食べ方が原因」の場合に気を付けることを紹介します
痩せない食べ方とはどのようなものなのでしょうか?

◆噛む回数が少なく、食べるスピードが速い

噛む回数が少なく食べるスピードが速いと、満腹感を感じることが遅くなり食べ過ぎにつながります。また、口での咀嚼によるある程度の消化ができていないことにより、その先の消化器官である胃腸に負担がかかるようになり、体の代謝より消化にエネルギーを使うため痩せにくくなってしまいます。

→まずは今より1口5回多く噛む意識をしてみましょう。

◆食事は手早く1品料理で済ませることが多い

1品料理は手軽で便利ですが、主食と主菜(ご飯や麺類と肉魚などのおかず)のみになりやすく、代謝をスムーズにするビタミンやミネラルを豊富に含む野菜などが少なくなりやすいです。

こうしたお食事が継続することで、肥満や痩せにくい体につながりやすいです。

→野菜やきのこ、海藻類の副菜を1品追加できるようにしましょう。めかぶ、もずく、カットサラダ、ミニトマトなどがおすすめです。

◆夜遅い時間に食べることがある

どうしても仕事や家庭の状況で致し方ない場合もあるかと思います。夜は身体が消化より吸収に働きやすい時間帯でもあるため、遅い時間に食べることが続くと体脂肪の増加につながりやすいです。

→なるべく糖質+脂質の組み合わせを減らし、野菜や消化の良い食材を意識しましょう

◆欠食があったり食べる量が少ない

1日2食で済ませていたり、食事量が少ないことも痩せにくい体の原因となります。体の代謝に必要な栄養素が足りなくなり、体が省エネモードに切り替わるため痩せにくく脂肪をため込みやすい体になります。

→少量ずつでも1日3食の習慣を!食事はタンパク質を豊富に含む主菜から食べてみましょう。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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