食事のクセ、タイプ別解決策~原因:食べ物の選び方編~
前回、食事のクセを知るためのチェックを紹介しました。今回からはタイプ別の解決策をお伝えします。
まずは「食べ物の選び方が原因」の場合に気を付けることを紹介します
食べ物の選び方がどのように原因となるのでしょうか?
よく、○○を食べたら痩せる!といったうたい文句がありますが、特定の食材を食べることで痩せたり太ったりすることはありません。
食事にはバランスが大切で、バランスの乱れた食事が続くことで栄養の偏りができ、うまく体の代謝が回らなくなることで太りやすくなったり、体調が悪くなったり、病気につながるようになります。
ここでは痩せない食事とは、食事バランスが乱れやすい食事のこととしてご紹介します。
◆味の濃い外食やコンビニ食、ファーストフード
これらの食事は食べる頻度が高いと痩せにくくなる原因となります。糖質や脂質が中心になっているメニューが多く、エネルギー量(カロリー)が過剰になりやすく、代謝に必要なビタミンやミネラルが不足しやすいです。
◆パンや麺類
これも、小麦やバターなどが使われていて糖質と脂質中心の食事になりやすく、どちらも簡単に短時間で食べやすいので、噛む回数が減り、満足感を感じるのが遅くなり、食べ過ぎにつながりやすいです。
◆低カロリーやダイエット食品
低カロリー食品やダイエット食品と呼ばれるものは、エネルギー量(カロリー)を抑えるように作られているものが多いですね。エネルギー量が低く、必要な栄養素まで少ない食品となりやすく、体の代謝にかかわる栄養素が不足することにつながり、結果的に痩せたいから食べているのに、痩せにくい体になってしまうことが多いです。
おすすめのお食事メニュー
自宅で作るときも、外食の時も、可能な時は一汁三菜を意識したメニュー選びにしましょう。
一汁三菜=ごはん+味噌汁+おかず3品(おかずは1品を肉・魚・卵・大豆製品などの主菜、あとの2品を野菜を使ったものがおすすめ)
難しい時には、具沢山の味噌汁(主菜や野菜を入れ込む)とごはんもよいですね。
ぜひ、意識してみてくださいね。
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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、
生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。
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