食生活指針を見たことはありますか?

食生活指針とは、日本人の健康や食事の課題を踏まえ、国民の健康の増進や生活の質の向上、食料の安定供給の確保を図るために文科省・厚労省・農水省が連携して策定した指針です。

普段あまり目にすることはないかと思うのですが、今回はこちらで一緒に見ていただけると嬉しいです。

◆食生活指針10項目

①食事を楽しみましょう。

②1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。

③主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

④ごはんなどの穀類をしっかりと。

⑤野菜・果物・牛乳・乳製品・豆類・魚なども組み合わせて。

⑥食塩や脂肪は控えめに。

⑦適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。

⑧食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。

⑨調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。

⑩自分の食生活を見直してみましょう。

このように食生活指針は10項目で策定されています。

今回から3回に分けて、いくつかの項目を具体的に見ていきましょう。

◆①食事を楽しみましょう。

食事を味わっておいしく、楽しく食べることは身体的にも精神的にも重要なポイントで、生活の質の向上のためにも大切です。

食事を五感で楽しく食べるために、

・見た目を色鮮やかにする

・香味野菜や香辛料、だしを活用して香りを楽しむ

・家族や仲間と会話を楽しみ、団らんしながら食事を楽しむ

これらのことを意識することをおすすめします。

◆②1日の食事リズムから、健やかな生活リズムを

生活スタイルの多様化で、朝食を摂らない方も得ているように思います。そういった方は、夕食時間が不規則であったり、夕食後の間食が多かったり、1日通しての食生活のリズムに乱れが見られることが多いです。まずは朝食を食べることを目標に、起床時刻や夕食の時間や量の調節など、できることからリズムを作っていきましょう。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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