夜遅くなったときにおすすめの食事の選び方
「仕事で遅くなったから今日は外食にしよう」
「明日からのために今日は料理をお休みしよう」
これが毎日毎日続いてしまって罪悪感やジレンマを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなときの夕食におすすめの食事ポイントを、パターン別にご紹介します。
◆片付けが面倒だと感じる時
丼や鍋一つで作れるご飯料理や麺料理がおすすめです。
丼物や鍋1つで済むお食事は手軽に完結する便利さの一方で、早食いなどの原因にもなりやすいです。
できればご飯を白米から玄米に変えたり、雑穀米を混ぜて炊いたりすることがおすすめです。雑穀や玄米は血糖値の上昇を穏やかにするため、白米と比べると太りにくくおすすめです。歯ごたえがあり、満腹感や腹持ちにもつながります。
おすすめ:ご飯→玄米に変える、雑穀米を混ぜる、野菜、きのこなどを意識的に入れる
◆買い物に中々いけない時
1週間分どこかでまとめて買い物ができればよいのですが、生野菜や肉魚は日持ちせず、冷凍していると解凍に時間がかかり時間がもったいなく感じたり、面倒に感じますよね。そのような時は缶詰や乾物、練り物製品などを常備しておくことがおすすめです。
缶詰は味付けしてあるものを選ぶ場合、糖質や脂質が過剰になりやすかったり血糖値の急上昇を引き起こす種類の糖類を使用しているものもあるため、なるべく味付けがしていない又は最低限の味付けのものを選ぶことがおすすめです。
おすすめ:缶詰、乾物、練り物製品を常備しておく、副菜としてもずく、めかぶ、納豆、豆腐などもおすすめ
◆食べた後すぐに寝たい時
仕事で遅くなってしまって、寝る前に食べると消化に悪いので食べるのを辞めるか、寝る時間を遅くずらすのか、、、悩まれる方も多いのではないでしょうか。実際は食べた後に何時間も待って寝るのは大変ですよね。
そんな時にはヘルシーなきのこや豆腐・納豆、消化吸収の助けになる大根、オクラ、山芋などを取り入れることがおすすめです。味噌汁にしたり、おかずにする場合もお味噌や麹を使った発酵調味料で味付けをすることで食品の分解を助けてくれます。
おすすめ:きのこ、納豆、豆腐、大根、オクラ、山芋など
今回は3つのパターンに分けてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
もし他にもこんなパターンはどうなの?といったご意見などございましたら、お気軽にお尋ねください!
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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、
生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。
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