食事の選び方で糖質の過剰摂取を予防しよう!
糖質制限、低糖質など、食事の糖質を抑えるダイエット法も流行していますが、気にしすぎると食事を楽しめずに継続が難しくなったりしていませんか?今回は食事のちょっとした選び方で糖質の工夫ができるように、ポイントをお伝えします。
◆目には見えない姿で入っている「隠れ糖質」の存在
糖質=ご飯、麺類、甘いもの、、、などは想像しやすく、控えることで糖質量を調整される方もいらっしゃると思います。しかし実は目に見えない姿で食事に含まれている糖質が意外に多かったりします。
例えば、砂糖、パン粉、小麦粉、片栗粉などつなぎに使われるものや、ジャガイモやニンジンなど、根菜類も糖質を多く含む食品です。これらがどのような食事に含まれているのかを知り、食事選びの参考にしてみてください。
◆「隠れ糖質」はこうやって含まれている
①中華丼:とろみに片栗粉が使われています
→野菜炒め+ご飯に変更することで糖質量が減らせる
②ハンバーグと付け合わせ:つなぎにパン粉、ソースに砂糖や小麦粉、付け合わせに根菜類やコーンなどがあると、糖質が多く含まれています
→豚肉のソテーにし、付け合わせはキャベツやトマトなどの野菜に変えることで糖質量カット
③欧風カレー:とろみのあるルウには小麦粉や油がたくさん含まれる
→スープカレーなど、サラサラのカレーにすることで糖質量も油も減らすことができる
④天丼:天ぷらの衣は小麦が、甘いたれには砂糖が含まれている
→海鮮丼を選ぶことで糖質量をカット
◆選び方を工夫して楽しく食事をしよう
一般的な糖質制限ではご飯を完全に抜いてしまったりすることで辛い思いやリバウンドの経験をされている方も多いように感じます。必要な糖質は摂り、過剰になる部分を控える選択をすることで、食事を楽しみながら健康的な体を目指しましょう。
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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、
生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。
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