ビタミンなどの栄養素を意識する場合、果物を摂る場合と100％のジュースで摂る場合、どちらのほうが良いのですか？といったご質問をいただくことがあります。

それぞれのメリットや、気を付ける点を含めてどのように選ぶことがよいのかお伝えします。

◆果物と100%ジュースの違い

どちらも果汁が摂れるので、ビタミンやミネラルなどの栄養素をとることは可能ですが、ジュースの場合は果物に含まれている食物繊維の部分を除いて果汁だけになっています。

そのため、果物として食べるときと比べて消化に時間がかからず吸収が早い特徴があります。

体調が悪い時にはすぐに飲みやすいジュースタイプを飲む方が楽な場合もあると思いますが、日常生活の中で空腹感があるときにジュースタイプを急に飲むと、吸収が早いため血糖値も果物として食べるときと比べて上がりやすくなりますので、空腹のときはなるべく控えたり、果物として食べる方がおすすめです。

もし血糖値の上がり方が気になる場合は、水分が少なく繊維の豊富な果物を選んで食べることもおすすめです。例えばみかんなどの柑橘類よりバナナやリンゴを選ぶことで水分量が少ない食品を選ぶことができます。

状況も併せて選び方の工夫をしてみてくださいね。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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