買い物に役立つ!食品表示の確認ポイント
世間的にも健康意識が高まり、食品の成分表示を確認する方が増えてきているように思います。食品表示からは賞味期限や消費期限の他、その食品に含まれる成分の内容や量、生産や製造の場所などが確認できます。ここをうまく活用することによって健康だけではなく、ダイエットや美容に役立てることもできるので、ぜひ確認していただきたいです。
今回は食品表示について、確認のポイントをご紹介します。
●品名
清涼飲料水、甘味料などのように商品名ではなく、その食品の一般的な相称が書いてあります。
●原材料名
その食品を製造するために使用された食品や材料の名前が書いてあります。
順番が先にあるものほど量が多く含まれており、「/(スラッシュ)」より後ろに書いてあるものは食品添加物です。
血糖値が上昇しやすい原材料の一例として、ブドウ糖果糖(果糖ブドウ糖)液糖がありますが、食品や飲料によっては砂糖と併用されていることもあります。その場合は、なるべく砂糖の順番が前に来ているものを選ぶ、できるのであればなるべく液糖が含まれていないものを選ぶ、などの工夫をすることで、血糖値の急上昇を少しでも防ぐことができ、ダイエットにもおすすめの選び方です。
スラッシュより後ろの添加物が多すぎると、体内で処理する肝臓や腎臓などに負担がかかりやすくなり、代謝の低下に影響すると痩せにくい体になることもあるため、こちらも少ないほうがおすすめです。
●栄養成分表示
熱量(エネルギー量)や3大栄養素、食塩相当量、商品によってはミネラルなどが書かれているものもあります。ダイエットの際に、単にエネルギー量だけ見て少ないものを選ぶのではなく、3大栄養素それぞれの内訳をみることができるとより良いですね。
糖質が少ないのにエネルギー量が高いものには脂質が多く含まれていることがあったり、タンパク質が多いです!と書かれているものの、同様に脂質や糖質の量が多い商品もあったりします。自分の目的に合わせた選び方ができるとよいですね。
●賞味期限/消費期限
こちらはよく知られているかと思いますが、商品の品質を保証するための期限です。
今回は食品表示について、確認ポイントと工夫をご紹介しました。
いきなりすべてを理解して取り入れることは難しいと思いますので、一つずつでも意識していただけるとよいかと思います。
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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、
生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。
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