血糖値の上昇を緩やかにする食べ方~後編~

前回に引き続き、血糖値の上昇を緩やかにする食べ方のポイントをご紹介します。

ポイント②:朝食を食べる

朝食を食べない場合、朝食を食べた時と比較してその日一日の昼食や夕食後の血糖値の上がり方が高くなりやすいです。朝食を食べないダイエット方法もありますが、日中になにか食べたくなるような強い空腹感があったり、甘いものを食べたくなるような症状がある方は特に、朝食から抜かずに食べることをおすすめします。

ポイント③:よく噛んで食べる

特に50歳以上の方では、嚙む力が低下することで血糖コントロールを乱す可能性があるといわれています。それ以外の方の場合でも、よく噛むことで満足感を得られて無理なく食事量を減らすことができたり、胃腸での消化の負担も減らすことができ、胃もたれなどの不調の軽減も期待できます。

今回お伝えした3つのポイントを取り入れ、血糖コントロールを味方につけることで、健康の維持やダイエットの助けにもなりますので、ぜひ可能なことから意識してみてください。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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