外食で糖質量を工夫する方法

「自宅での食事では内容を気を付けているけれど、付き合いで外食が続いてしまって気を付けることができない」と、お困りのお声を聞くことが多いように思います。今回は外食の時に糖質量について工夫できる方法についてお伝えします。

◆和食、居酒屋の場合

調理に砂糖や味醂がたくさん使われているメニューや、イモ類ご飯ものは糖質が比較的含まれている食品ですので控え目にすることがおすすめです。

お酒は焼酎などの蒸留酒や糖質オフビールなど選ぶと糖質が控えられます。

◆定食屋さんの場合

メインのおかずは焼き魚など、なるべく素材の味をシンプルに食べられるメニューを選ばれるとよいです。お店によりますが、定食屋さんのご飯量は多いこともありますので、その場合は控え目に食べ、冷奴やお浸しなど小鉢系をいろいろと食べるとよいでしょう。

◆ファミレスの場合

最近ではメニューにカロリーや炭水化物量を記載しているお店が増えています。選ぶときに目安として炭水化物の少ないものを選ばれるとよいですね。

◆ファーストフードの場合

セットメニューで注文する場合、サイドメニューをポテトではなくナゲットやサラダに変えることで糖質量を控えることができます。

◆焼肉・焼き鳥の場合

タレには砂糖がたくさん入っている場合も多いので、できれば塩味を中心に食べ、ナムルやキムチ、冷やしトマトやキュウリの一本漬けなど野菜のつまみを一緒にしっかり食べるとよいです。

◆寿司の場合

握りずしの場合は5かん程で茶碗1膳分の量となりますので5かんを目安に、あとはお刺身で食べられるのであればお刺身で楽しまれると糖質を控えることができます。

主な外食の場合の工夫についてご紹介しました。参考にしてみてくださいね。

……………………………………………………………………………………………………………………

当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

……………………………………………………………………………………………