食中毒予防

梅雨時期や夏場の暑い時期は、食中毒が増えやすい季節となっています。食中毒は程度は人により異なりますが、下痢や嘔吐、発熱など大変苦しい思いをすることが多く、できれば感染を避けたいところです。今回は食中毒対策についてご紹介します。

●まずは手洗いをしっかりと

ここ数年で新型コロナウイルスの流行があり、手洗いやうがいの習慣が身についている方が多いと思いますが今一度、正しい手洗いができているか振り返ってみてください。

★手洗いの手順

①石鹸が良く泡立つように手を濡らす

②石鹸やハンドソープを手に取りよく泡立てる

③手のひらと手の甲を左右交互にこすり荒いする

④左右の指を交差させ、指と指の間を洗う

⑤指先や爪の間も洗い、親指も手のひらで包みながらねじるように洗う

⑥手首も手のひらで包みながらねじるように洗う

⑦蛇口の取ってを石鹸で洗い流してから石鹸と汚れを十分に洗い流す

⑧清潔で乾いたタオルやペーパータオルで水けをふきとり手洗い完了

●買い物に行ったときに気を付けたいこと

買い物で肉や魚など生ものを購入するときに、ドリップが出ているものもあると思います。ドリップがほかの野菜などについてしまい、生のまま食べてしまうことも食中毒の原因に繋がります。かごに入れるときにはなるべく平らな状態で液が漏れないようにしましょう。また、なるべく温度の変化を避けるためにも、買い物の最後にかごに入れるようにしましょう。買い物後はドリップ漏れを防ぐためにナイロン袋に入れてから買い物袋に入れましょう。

●消費期限をしっかりとチェックしましょう

消費期限は正しい保存方法で保存されていることを前提に、その食品が安全に食べられる期限を示しているため、期限が切れるまでに食べるようにし、期限切れのものは食べないようにしましょう。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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