痛風・高尿酸血症の方の食事について
当院では糖尿病以外にも様々な症状の患者様がいらっしゃり、お食事について管理栄養士が一緒にお話しさせていただいております。今回は痛風や高尿酸血症の方に向けたお話の際に気を付けているポイントについてご紹介します。
確認しているポイント
- アルコール摂取量、清涼飲料水や果汁飲料の摂取量
- プリン体を含む食品の摂取頻度や量
- 全体的な食事バランス
ビールだけがプリン体を増やすのではない!
よく尿酸値が高い方が「ビールを焼酎やハイボールに変えます」とおっしゃいますが、ビールに含まれるプリン体だけが尿酸値に影響しているのではありません。アルコールが肝臓で分解される際に「アセトアルデヒド」という物質を生成しますが、この物質には尿酸の排泄を邪魔する働きがあります。
ビールを焼酎やハイボールに変更してプリン体を減らしたとしても、アルコール摂取量が減らなければ問題解決には至らないことが多いため、アルコール摂取の量や頻度について提案をさせていただいています。
尿酸生成を促す食品に注意!
果物や清涼飲料水に含まれる果糖には尿酸の生成を促す働きがあり、甘いものの過剰摂取はカロリー過多の原因となり痛風のリスクも高めます。そして、脂肪には尿酸の排泄を邪魔する働きがあり、脂肪の摂りすぎはカロリーオーバーにもつながるため、脂肪の量にも注意した主菜の量や頻度の提案をさせていただいています。
バランスが大切!
尿酸を増やしてしまう食材だけでなく、体の外に出してくれる栄養素を含む食材もたくさんあります。そうした食材を使用したお料理の提案や、購入する場合の選び方の提案もさせていただいております。また、調理法によっても工夫ができるため、お一人お一人に合わせた方法でお話しさせていただいています。
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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、
生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。
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