今の日本は豊かでなんでも便利に暮らせる一方で、沢山の物事の中から毎日が選択の連続となっていて、気づかない間に体がストレスを感じる機会が増えています。また、仕事や勉強など大人から子供まで忙しく過ごすことが増えたこともストレスの原因になっています。実はストレスを感じることでも血糖値が上がるのですが、ご存じでしょうか？今回は血糖とストレスの関係と、改善方法について簡単にご紹介します。

なんでストレスで血糖値が上がる？

私たちの身体は、心身にストレスがかかると血糖値を上げるホルモンが分泌されるようになっています。そして、血糖値を下げる役割のあるインスリンに対する感受性が弱くなる現象が、ストレス下では強くなりやすいです。そのため、血糖値が上がってインスリンが沢山出ていたとしても、血糖値が下がりにくく、上がってしまうことに繋がります。

ストレスが溜まるとつい食べ過ぎることはありませんか？イライラ解消や気分転換にと、いつもより過剰に食事を摂ることで内臓に負担がかかり、身体へのストレスが増える悪循環に陥ったり、食べ過ぎにより血糖コントロールがしづらくなります。

ストレスで上がる血糖値、改善方法は？

完全にストレスを感じないでいることは難しく、不可能だと思います。できる限りストレスを感じないでいられるためには、その原因を取り除く工夫が必要です。

◎睡眠時間を有効に使う

睡眠時間をしっかりとって体を休めることでもストレスは軽減しますが、中々時間が取れないという場合にもリラックスした状態で寝られるように、寝具をこだわってみたりリラックスできる香りをまとってみたりといった工夫もおすすめです。

◎体を動かす習慣

適度な運動もまた、ストレス軽減に役立ちますがこちらも時間が作れないという方がいらっしゃると思います。軽い散歩等できる場合は歩けるとよいですし、難しい場合にはストレッチや少し伸びをするなど、体の縮こまった筋肉をほぐして伸ばすこともリラックスにつながるためおすすめです。

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当クリニックの栄養相談は一人ひとりに応じた療養のために、食生活を細やかにお聞きし、

生活習慣に合ったわかり易い提案を心掛けておりますので、ぜひご相談ください。

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